マンションの購入前から購入後まで全5章でご紹介致します。

このホームページの筆者はマンション建築や不動産デベロッパーなどに精通しており
実際に自身も購入経験を持つ者です。
これから新築・中古問わずマンション(住宅)を購入される(特に)初めての方は
大変「不安」をお持ちの事と思います。
そんな不安が少しでも払拭できればと思い執筆させて頂きます。
筆者はプロのライターでは無いので誤字脱字や表現の判り難いものもあるかと思いますが
何卒ご了承下さい。

第1章〜マンションは「新築か中古か」

スタートからかなり大きなテーマになりますが、これからマンションを選定する上で
大変大切な事です。
まず、これが決まらないと先へは進めませんので・・・。

「新築」と「中古」はどちらが得か?
ズバリ、ユーザーさん次第になります。
例えば、マンション選びに欠かせない「立地」や「間取り」もそうですね。
どうしても駅近が良いとか、譲れない間取りがあるなど・・・。

意外とですが「価格」は築浅ならそんなに開きはありません。
マンション価格の下落率って購入直後は購入価格よりガクッと下りますが
その後は意外と緩やかに下り約築20年くらいまでは、殆んど変わりません。(立地にもよります)

ワンポイントアドバイスですが「初めての購入」には「新築」をお薦め致します。
マンションの構造躯体や設備機器など、ある程度考慮され住みやすい住空間が整っています。
また、10年間の瑕疵担保責任も付いており「安心」も多少ありますね。

買い換えの方や知人に詳しい人もおり「お買い得」なマンション購入には「中古」が向いています。
例えば内装などは新築マンションですとセレクトが決まっており自由に選ぶ事ができませんし、
間取りもしかりですね。
中古であればリフォーム済の物件もありますが、できればリフォーム前の物件で安いものがお得です。
折角ですから売主斡旋の業者ではなくインターネットを使い安価なリフォーム業者さんを捜し
間取りから内装材、設備まで、ご自身のお好みに設計できる醍醐味も中古物件ならではです。
昔から言われているように「住めば都」です。
外観は少しくたびれていても実際に住まうのは住戸内ですので新築の気に入らない内装よりも
ご自身で選ばれた内装の方が数倍楽しいと思いますよ。

中古マンションの選び方

この辺りは、できれば知人に詳しい人がおられる事が望ましいですが
専門のコンサルティング会社さんへお願いしても良いと思います。
ワンポイントアドバイスですが下記の点をチェックして頂きご自身の希望と照らし合わせて下さい。

  • 建物全体に手入れが行き届いているか。
    (構造体に大きなヒビや塗装などキッチリ修繕されているかなど)
  • 管理会社はキッチリ仕事をしているか。
    (エントランス回りなど汚れがひどくないかなど)
  • 管理組合はキッチリ機能しているか。
    このあたりは管理室にある日誌などでも分かると思います)
  • 管理規約集を見せてもらう事
    (内容によっては希望のリフォームができない事もあります)
  • マンションの回り(近隣など)はキッチリ整備されているか。
    (日夜問わず騒音など)
  • できれば希望住戸の上下左右にお住まいの家族構成などを
    聞いておくと良いです。
    小さなお子さんなどいらっしゃいますと「煩い」かもしれません。

以上は、フルリフォームが前提のお話しですが中にはお買い得な
リフォーム済のマンションもあります。
このあたりはユーザーさんが妥協できる間取りや設備によりましては
必ずしもリフォームする必要はありませんね。