ここでは一般的な規制緩和についてご説明します。(本当はもっと沢山あります)
マンションというか建物を建てる際には地域によって条件が異なります。
例えば敷地面積に対しての容積率などが挙げられます。(この数値は地域によって異なります)
また、高さの制限もそうですね。
この数値を緩和して頂く為に様々な施策が必要になりますが、その一つが「緑化」があります。
ある一定の面積を「緑化」する事で「ある規制」を緩和できます。
大きなお話しですと公開空地などもあります。
公開空地??皆様も聞き慣れない言葉かと存じますが、これは例で言うと「公園」なども含まれます。
いわゆるマンションの敷地を一般の方が使えるように整備する事を指します。
こうする事で更に規制が緩和され従来よりも容積率や高さなどアップができマンション各住戸の価格が
安価方向へ向く訳です。
でも良い事ばかりではありません。
この公開空地の管理はマンション管理組合が管理しなくてはいけませんし維持にも費用がかかります。
また災害などで倒壊した場合には同じ建物を建てる事が出来ないんです。
相当な敷地があれば別ですが緩和が受けられなければ規模も縮小するしかなくなります。
定期借地権とは通常の所有権とは異なり
端的に言いますと建物全体は所有者さんのものですが土地は所有者さんから決められた期間借りている
ものなんです。
契約にもよりますが一般的には毎月土地の所有者さんへ賃貸料を支払う形になります。
また契約期間は一般的に多いのが「50年」です。
契約書を見ますと分かりますが一般的には50年後には建物を撤去し更地にして返却と
書かれていると思います。
その分価格も大幅に安いので「ご年配」の方には好評です。
同じ条件でも数千万円違う物件もありますね。