マンション購入記 第3章〜4ページ

内覧業者さんは全て同じではありません

一般的にはご契約者さんの代理で検査を致しますので指摘はしっかりしますが
その指摘を直すように指導までは行ってくれません。
または別料金により交渉を行ってくれる業者さんもいらっしゃるかもしれません。
できる事なら指摘内容を希望の方法で是正指導をし、売主さんから却下された場合は
根気良く交渉して頂き、是正して頂ける場合は是正後のチェックまで何度も足を運んで
くれる業者さんが望ましいですね。
指摘をして終わり?売主さんからは却下される?
直して貰ったあとのチェックを素人が見ても判断できない?など不安が多いですよね。
ですから最後まで面倒みてくれる業者さんをお薦め致します。

内覧会に持参する検査具とは?

私自身は「VOC」のチェックは不要と思っています。
集合住宅の検査は戸建と違い役所の検査も入りますから、まず検査に
引っかかる事は考えられないからです。
ですから簡単な道具としては「脚立」「メジャー」「ペンライト」「指矩」
これだけあれば概ね大丈夫です。(もし用意ができれば水準器も便利です)

素人でもチェックできる箇所とは?

まずご主人様はフローリング部分を沢山歩いてみましょう(チカラ強く)
特に壁際など、床鳴りする部分があれば「異音」がするはずです。
入居後の対応もありますができれば入居前に直して欲しい部分です。
女性の方は扉という扉を全部開け閉めしてみましょう。(何度も)
異音や開け難い、閉め難いなど疑問な事は指摘してみましょう。
傷や汚れは特に浴室をチェックしましょう。
裸で入浴しますので肌が触れる部分の傷は後味が悪いのでキッチリ直して欲しい箇所です。
浴槽やキッチンのシンクなどは目一杯水を張り一気に排水をしてみましょう。
前例を見た事がありますが入居後に漏水・・・なんて嫌ですからね。
万が一漏水していたらお引き渡しまでに直して貰いましょう。

内覧会検査の時間てどれくらい?

売主さんにもよりますがアナウンスは1時間半くらいが一般的です。
が、気にする事はありません。
1時間半で検査が終わる程仕上りが良ければいいですが大抵はもっとかかります。
アナウンスがあっても毅然な態度で「断れば」いいんです。(大丈夫です)
最後には確認の印を押す所もありますので納得がいくまでチェックしましょう。
上記の事からなるべくスタートは朝一番が良いので早目に変更を申し出ましょう。
これも絶対大丈夫ですので申し出ましょう。

家具やカーテンの採寸をしたいのですが?

この内覧会が最適です。
先程も触れました通り朝一番でスタートすれば午後一番には終わると思います。
(内覧業者さんを同行していない場合)
昼食を取り午後から再入室して、ゆっくり採寸をしましょう。
できれば売主さんへ前もって通知しておくか、当日でも大丈夫だと思います。
またインテリアオプション商品を外部の業者さんへお願いしている場合には
このタイミングで一緒に再入室する事が望ましいですね。
そうすれば入居のタイミングで施工もできると思います。