よっぽどの事が無い限り内覧会での施主検査は1回では終わりません。
仮に優秀な仕上りで合っても数か所の指摘はあるはずです。
この指摘に関する是正後の確認会(再内覧会)が行われます。
(投資マンションでは少ないですが)
指摘した箇所の是正がキッチリ直っているか確認しましょう。
もし手直しが悪かったり別の所に瑕疵が見つかった場合には再度指摘をする事になります。
そうすると・・・再々内覧会の運びになります。(大変ですね)
こういったアナウンスも稀にあります。
1回目の指摘以外の所は再内覧会では指摘ができません。。。と
キッパリ断って下さい。
Aという箇所の手直しに来た職人さんが道具を落としてしまい
Bという箇所に傷を付ける・・・こんな事は頻繁にあります。
稀にですが、確認会に行く度に傷が増える・・・そんなマンションもありますから。
臆することなく毅然な態度で望みましょう。
※私はちょっとと思われる方は「行ってくれる業者さん」を探しましょう。
ホント、ここが大切なポイントです。
内覧会から引き渡しまでのスケジュールはマンションの規模にもよりますが
概ね50戸くらいのマンションなら引き渡し日の30日前くらいで100戸の
マンションなら60日前くらいが一般的です。
前説の事もあり再再内覧会ともなりますと、かなり日数もかかります。
一番避けたいところは引き渡し日に確認会と言う事です。
決済を済ませた後の対応は悪くなりますので、できれば決済前に済ませたいですね。
しかし、ご入居(引越し)までに余裕の無い方は泣き寝入りになってしまいます。
難しい問題ですが100%を望まれる方は引越し日を先に設定される事をお薦め致します。
某大手不動産会社で頻繁に横行している事ですが、全然工期が間に合わず内覧会では
仕上っておらず、引き渡し日には鍵を1本ゼネコンへ預け入居までに直すとの事。
こんな事は絶対あってはならない事です。
キッチリ決済前には瑕疵を直して貰いましょう。
それは売主さんの決算期が3月だからです。
それにしても3月の竣工に合わせるなんて器用ですね?
そんな事はありません・・・。
4月5月の工期を3月へ詰めるんです。。。
あとは上々企業ですと4半期決算に合わせる工期も多いです。
でも本決算である3月ほどではありませんが。
当然3月に集中する訳ですから仕上げ工事の職人さん達の数も通常時と比べ
分散しますから全然進まないんです。
これがいわゆる「突貫工事」ってやつです。
まぁそれでも近年何とか収まるようになってきましたが一部の売主さんの
マンションではまだ続いてますね。。。